後援会討議資料

後援会討議資料

町村合併への視点C

後援会討議資料

市町村合併への視点C

胆振東部5町の状況は、私個人が参加する5町の若手?議員で構成する仮称「とんぶり会」で各町の町長に意見交換会を申し入れ、鵡川、早来、穂別、厚真(追分は近日予定)の町長と意見交換をさせていただきました。この感触と各町の議員との情報交換のなかから私の勝手な私見と考察ををいたしました。刻々と変わる状況、私の思い違いもあるかもしれませんが、私的な考察とお許し願います。

 

財政的事情から合併の必要

人口事情から合併の必要

住民の東胆振地域での合併の意向

 

 

野田省一の私的考察

 

 

鵡川

 

 

 

 

 

 

財政的には数年自立できたとしても、1万人未満の人口で合併を勧告される事を考えると、合併は避けて通れない。現時点での合併の枠組みとしては今の枠組みの中からの選択以外には常識的には難しい、5町の中では人口が一番多い町ゆえに、庁舎などの誘致は正式には表面化してないが、町の主張をあえてしないだけに本音が見えない。この状況で住民説明ができるのか、また、本音を主張した場合に、各町が譲り合えるのかが、注目される。

 

 

 

厚真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財政的には5町の中では自立の道もあり得るかもしれないが、1万人未満の人口で合併を勧告される事を考えると、避けられないとも考えているようだ。町長は当初自立の道もありうるとも表明していたが、1万人未満の勧告が明確になり、5町での合併後の財政的見地から厚真の町民に不利益にならないないことが、担保されれば町民に説明できると考えているらしい。また、合併の姿勢変化により、住民への周知が行届いていないとも聞く。早期に論議が深まることを期待する。

 

 

 

 

早来

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財政的には、自立の材料は少ないと考えるし、1万人未満で合併を勧告される事を考えると、避けられないと考えられる。町長は当初は合併しなくても存続の道を考えていたが、昨年末より状況の変化により、合併は避けて通れない見解もしているようだし、加えて、「大きい市との合併はみじめな合併」とも考えている。仮に合併する場合、合併への姿勢変化に伴い住民への周知も行届いていないとも思われるので、今後は、住民理解が急務と思える。また、庁舎位置など独自の主張も水面下で囁かれているが、譲り合いの論議になる事を期待する。

 

 

 

 

追分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人口推計、財政推計も横ばいとされているが、1万人未満の人口で合併を勧告されると考えるのが妥当。現時点での情報は少ないが、追分は今年町長の退職で、町長が入替わる時期でもあり、町長の発言は伝わってこない。さらに議員選挙も今年であり、議員も入替わりが考えられる。また、住民の合併の意向はアンケートの結果では千歳方面と聞いているが、早来と同様に時間的制約を考えると千歳方面の合併は難しい状況でもある。住民の意向とのねじれ、リーダーの交代、議員の入替わり、この結果によって動向が定まるものだが、現職がどのような判断をくだすかが注目、合併論議の機運の高まりに期待。

 

 

 

 

穂別

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財政・人口を考えれば、合併も、やむなしとも考えられるが、現時点2/4では合併の選択肢は2つある。沙流と胆振東部のどちらを選択するかで、どちらかの合併の枠組みに影響が出ることを考慮し2月中には、どちらかから離脱せざるを得ない状況。沙流川流域の枠組みが混迷している中、沙流3町がまとまる事を望んでいたが?、また、沙流3町のいずれかの町との組合せも囁かれているが、この中での新たな枠組みでは、時間的制約を考えると実現性が低くなる一方でもある。しかし、東胆振の論議の浅さを考えると、合併の覚悟は出来ても、論議の浅いまま法廷協議会に進むかも危険な賭けにもなりえる。二者択一と言うより、どちらかの可能性が低くなり、一方が残る選択になりかねない。そろそろ首長も覚悟は出来ているとは思うが、希望を語れる合併にならないなら、自立の道もしっかりと、再確認しなおす必要もある。